世に捨てられびと

いろいろあって世間から捨てられました。

2018年大河ドラマ「西郷どん」に決定。「飛ぶが如く」のイメージを変えてくれるのでしょうか。

どうも。世に捨てられびとです。

 

2018年の大河が西郷隆盛に決まった

そうですね。一時、堤真一が西郷役

に内定との報道がありましたが、ま

だ未定のようで。

 

西郷という一種の「神格化」された

人物を演じるというのは非常に難し

いことだと思います。

 

彼は業績もさることながら、人格で

当時の人々を魅了してきたわけです

から、醸し出す雰囲気というのが非

常に重要なファクターになるのでは

と思います。

 

昔、司馬遼太郎の「飛ぶが如く」が

大河で放送されましが、その時の西

郷役(西田敏行)の印象が非常に強

く残っています。

 

そして大久保は鹿賀丈志。このコンビ

は最強だった気がします。

 

当時まだ私は幼く、世にも捨てられず

にヌクヌクと舐めた人生を送っていま

した。そんな私の記憶の中に強く印象

づけられているということは、よほど

迫力があったのでしょうか。

 

西郷にしても大久保にしても無念な最

期であった思います。西郷の後半は絶

望との戦いであったと勝手に理解して

います。明治政府に絶望した彼は、こ

とあるごとに死に場所を探していたよ

うに見受けられました。

 

大久保暗殺は、石川県士族らの一方的

な激情によって、無残に切り殺された

まさに暴挙であったとされています。

 

この二人の死に際。

最期はどのような心境だったのか。

想像するだけで、胸が苦しくなります。

 

2018年の大河でもこのあたりを、丁寧

に扱ってほしいと心より願っています。

 

いづれにしても、2018年が楽しみです。

そこまで生きることが許されていれば

の話ですが。

 

生きていてごめんなさい。